石垣島を旅していると至る所でヤシを見る事が出来るが、
ヤシと言っても無数にある。
今日はヤシに似ているがヤシではないクバについて、
ちょっと書いてみようと思った。

このヤシみたいなのがクバ(ビロウ)と言う。クバは方言名。
丸い濃い緑青の様な実を付けていた。

緑のが葉っぱだがこの葉っぱで団扇や傘(帽子)、蓑を作る。
お土産屋さんなどでも売られているが、
それらは日常品として利用されている。
傘や蓑は暑い石垣の日射しをよける日よけとして使われ、また
雨よけにもなる。今は蓑を付けている方を見かける回数は減ったものの
傘、いわゆるクバガサは年間通して利用している姿を見かける。
農作業をするときやゲートボールをするとき、自転車に乗りながら・・
と多くの市民の方が愛用している。
一番驚いたのは、バイクに乗っているおじさん。
ちゃんとヘルメットは持っているものの(くくりつけてある)
かぶっているのはこのクバガサ。
かく言う私も持っている。夏の暑いツアー中にかぶっている。
恥ずかしいが、風通しは良く蒸れも少なく、強い日差しから守るために。
実によく考えられている。昔の人の知恵である。
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posted by massami at 15:28|
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